HORI Wired Gaming Necksetを試す!

2024年4月24日

このブログを更新するのも一体いつ振りでしょうか💦
ETS2のゲームバージョンも1.50EB(Experimental Beta)が届き、一通りの動作確認は行ってはいるのですが、なかなかゲームバージョンに追従できていません。。
(まなスカですら1.46のものですしね・・。)

さて、今回はMOD制作やプレイ関連とは少し趣向を変えて、とあるガジェットについて書いてみたいと思います。

大変名誉なことに、株式会社HORI様の「HORIクリエイター」に登用頂き、”HORI Wired Gaming Neckset”をご提供頂きましたので、使用してみた感想などレビューしてみたいと思います。

パッケージや本体にはPlaystation用かと思われるPSのロゴや「for Playstation5, Playstation4」の記載がありますが、接続には”Φ3.5mm 4極プラグ”を使用しますので、PCでもバッチリ使用できます。(※ダーさんはPlaystation2で止まっているので、PS4やPS5は所持していないのです😭)

 パッケージを開けるとこんな感じ。


どーんと本体と、1mの充電用USBケーブル(Type-A to C)、1.2mのオーディオケーブルと簡単な説明書が1枚入っていました。

(イマドキは分厚い説明書は同梱せず、QRコードから閲覧するパターンが多くなりましたね・・・。)

で、こちらが本体。

重さは公式サイトによると「約265g」という事なので、片手で持つとそれなりの重みは感じるものの、ネックセットの名の通り”首に掛けて使用する”モノなので実際に首に掛けて暫くあれこれ試してみたところでは、首/肩凝りの酷いダーさん的にも首や肩にほぼ重さを感じない(気にならない)感じでした。

 

公式紹介ページにも記載のある 電源ボタンやモード切替(バスブースト/FPS/MUSICモード)等の各種操作ボタンは主に左側面に、右側面には音量調整ツマミが配置されています。
首にかかっているので、直接目で見ることができないので、ボタンや音量調整ツマミを手探りで探すことになり、慣れるまでには少し時間がかかりますが、慣れてしまえばササっと操作できるようにはなりました。

 

実機はこちら。

左からオーディオ入力端子、充電端子(USB Type-C)、電源ボタン、モード切替ボタンとなっています。
各ボタンは適度なクリック感があり、操作に応じた確認音が鳴ります。

・電源ボタン:1プッシュで電源オン「ピッピッ」/3秒長押しで電源オフ「ポーッポーッ」
・モード切替ボタン:1回でMUSICモード「ポン」、2回でバスブーストモード「ポン、ポン」、3回でFPSモード「ポン、ポン、ポン」、もう一度押すと最初に戻ります。

各モードについては、公式サイトによると

・音楽鑑賞でも使用できる 「MUSIC モード」:バランスの良い音質で長時間の視聴にも適したモード
・迫力のある音で臨場感を楽しめる「バスブーストモード」:バーチャルサラウンド機能で臨場感を高めます
・細部の音が聞き取りやすい「FPS モード」:フラットな音質で細かい音まで聞き取りやすくFPSゲームなどに最適

との記載があり、実際に聞き比べてみると各モードの違いがハッキリ判りました。
充電中は電源ボタンのLEDが赤色に点灯し、充電が完了すると緑色に切り替わります。

また少し見えづらいですが、左側の先端にはマイクミュートボタンが少し大きめに設置されており、これを押すことで先端上部にあるLEDがオレンジに点灯しミュート状態になります。

接続については、付属のオーディオケーブル(Φ3.5mm 4極プラグ)をPS系であればコントローラーに直接差し込む事で音声の入出力が行えるようになるらしいです。(PS4/5を持っていないのでマニュアルベースの説明ですみませんOrz)
また、オーディオケーブルは1.2mありますので、長さ的にはちょうど良い感じの様に思います。

 

ダーさんの場合はPCでの使用になるので、Xbox コントローラーに差して使用してみました。
なお、PS4/5ではコントローラー側の入力端子が 4極プラグ対応なので音声の入出力が可能ですが、 4極プラグに対応していないコントローラーやPCの音声端子の場合は音声出力のみとなるので、4極プラグをマイクとイヤホンの3極ジャックに分岐させる分岐ケーブルが必要になりますので注意が必要です。

 

で、肝心の使用感ですが、オーディオケーブルの先端を先述のスピーカー/マイク分岐ケーブルを用いてPCに接続した”Sound Blaster OMNI SURROUND5.1”のスピーカー/マイクジャックに接続した状態でのインプレッションになります。

・音源ソース:VLCプレイヤーでMP3音源/MP4映像(映画)を再生
・ボイスチャット:Discord

良いと感じる点

  • MP3音源(音楽)は、MUSIC/バスブーストモードでの使用が最適。ステレオ感はきちんとある感じ。
    公式情報にある”音に包まれる体験”はなんかわかる気がする。
  • 有線接続なので遅延はなし
  • ヘッドホン/ヘッドセットを長時間使用したときの頭の締め付け感やムレが皆無。(特に肩も凝らない)
  • 周囲の音も聞こえつつ、音源ソースの音もしっかり聞こえる解放感がよいストレスフリー
  • エコーキャンセルが結構優秀で、通常の音量で音源を再生しながら話しても相手には音声だけが届く

もうひとつと感じる点

  • MP4映像(映画)はセリフを含む音場が完全に左右に分かれてしまうので少し違和感あり。
  • FPSモードは指向性がしっかりわかるヘッドホンに軍配。(音声もスカスカになってしまうので物足りない。)
  • スピーカー/マイク共に音質がひまひとつ。何なら某100円ショップの300円スピーカーの方が聞こえが良いとさえ感じる

と言ったところでしょうか。

ガッツリとヘッドホンをして真剣に画面と向き合う様なガチなFPS用途やYoutubeライブ等の音声入力ソースとしての力不足感は否めませんが、例えば”テレワーク等での音源デバイスとしての使用”や、あまり音質を求めないボイチャをしながらのゲームプレイ、音楽を聴きながらのデスクワーク等には非常にライトにカジュアルに使えると感じました。

何より、首に掛けていてもそれを忘れてしまうくらいの重量で、圧迫感がない状態で耳元で音源が鳴ってくれる手軽さと煩わしさのない所が良いですね。

以上、簡単ですがWired Gaming Necksetのレビューでした。

【SONYライセンス商品】
ホリ ワイヤード 有線 ゲーミングネックセット for PlayStation®5, PlayStation®4, PC【PS5対応】
https://amzn.asia/d/gXyv4TN

製品仕様

外形寸法:(幅)約250mm×(奥行)約205mm×(高さ)約33mm
ケーブル長:充電用USBケーブル 約1m / オーディオケーブル 約1.2m
連続使用時間:約10時間
入力:Φ3.5mm 4極プラグ
接続端子:USB(Type-A to C)
質量:約265g

スピーカー
インピーダンス:4Ω±15%

ドライバー口径:Φ31mm
最大出力:3W
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
音圧:80±3db

マイク
インピーダンス:2.2kΩ±5%

感度:-36±3db
周波数:100hz~10kHz
指向性:無指向性

PCでご使用の場合
必要システム:Φ3.5mm4極ミニジャック対応機器
対応OS:Windows®11 / 10