さようならの終わるとき

2024年4月12日

えーっと。
本人は至って前向きなんですけどねww

世間一般的にはあまり前向きじゃない”センシティブ”な内容だと思うので、書いておいてなんですが、苦手な方はこの先は読まないでください。

 


「まなみんさんの場合、抗がん剤は"延命“のためのもの。」
化学療法を始める際に、主治医にはっきり言われた言葉。
だから、もし効かなかったら半年位しか時間が残っていない、っていう事だったのよね。

そして今。

その抗がん剤に薬効がない、となると、それは即ち「延命が出来ない」という事に他ならない。
告知以降緩和ケア自体は始まっていたのだけれど、先般の"積極的に治療を行わない"判断をしてからは、チーム体制でQOLの維持に全力を尽くして頂いている。

そのおかげで、体のあちこちに起こる痛みや辛い症状をある程度抑える事が出来ているので、今はまだ"普通"に近い生活が送れているけれど、近い将来、そう遠くない未来には、それすらかなわなくなる日が来るだろう。

実際。
薬が効いていなければ、手足のしびれが酷い。
薬が効いていなければ、気分が酷く落ち込んで、筆舌に尽くしがたい恐怖に襲われる。
薬が効いていなければ、お腹と背中の激痛で気を失いそうになる。

ゆっくりだけど、確実に"私じゃない"私になっていく身体。
残された時間はあとどの位なんだろうなぁ、なんて考える日が多くなった。

・・・
でもね。

めっちゃネガティブな事を書いていながら、悲観はしていないの。
はじめにも書いたけど、本人は至って前向きだし、とっても冷静なの。

信じられる?

だってね。
やる事、やれる事はやってきたし、今でもやるべき事はやっているから。(ぁ、あんまり遊んでないや・・・ww)
対症療法もまだ効果があるから、こうしてやりたい事もできているしね。

そして今。
それが明日来ない事を祈る今の私にとって、やらなければならない事の最たるものがこれ。
いわゆる「エンディング・ノート」。
そのまんまだから別に嫌いじゃないんだけど、何となくこんなタイトルにしてみました。
なんか私っぽいでしょ?w

SS撮ってから記事UPするまでに時間が掛かっちゃったけど、この日から随分書き足しました^^

「さようならの終わるとき」

私に残された時間。
この時間は私の周りにいてくださる沢山の方々に"再び逢うまでの遠い約束"をするための時間。
大切な方々にこれを伝え終えた時、このノートが完成するように。

あー。
その前に、まずはゲーム嫌いなダーの説得からだなww